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2009年06月13日

アレキサンダー大王は今も尚戦い続けている。



マケドニアが首都スコピエ(Skopje)のマケドニア広場(Makedonija Square)に設置を予定しているアレキサンダー大王(Alexander the Great)像の建設計画が、ギリシャの怒りを買っている。

 ウマの背にまたがり右腕を掲げた高さ22メートルの大理石像の建設は、決して裕福とはいえないバルカン半島の小国、マケドニアが、1000万ドル(約9億8000万円)を超える予算をつぎ込んだ1大プロジェクトだ。
 
 同国の基礎自治体ツェンタル(Centar)のウラジーミル・トドロビッチ(Vladimir Todorovic)知事によると、建設作業は現在、最後の仕上げ段階にあるという。

 しかしアレキサンダー大王の生誕地、古代マケドニアの首都ペラ(Pella)は、現在のギリシャ内にあることから、マケドニアとギリシャの双方が、同大王は自国の英雄だと主張して譲らない事態となっている。

 トドロビッチ知事は、先に放送されたテレビインタビューのなかで、「アレキサンダー大王をめぐる話し合いは、ギリシャ側からは何の譲歩もないまま2年間もこう着状態にある。銅像の建設計画は、こうした状況の打開を目指したものだ」と語っている。

 自国内のマケドニア地方の正当性を主張するギリシャは、マケドニアという国名さえも、認知を拒否している。

 1991年のユーゴスラビア解体に伴いマケドニアが独立してから18年間におよぶ両国の確執は、国連(UN)の仲介努力も及ばず、ギリシャは前年、国名論争を理由にマケドニアの北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)加盟を拒否。マケドニアの欧州連合(EU)加盟の行方にも暗雲が漂う。

 当然ながら、ギリシャは、マケドニア広場を囲む建物も圧倒する巨大なアレキサンダー大王の建設についても、マケドニア政府に激しい非難を浴びせている。
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2009年05月25日

北朝鮮は25日午前、地下核実験を実施し成功したと、国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)を通じて発表した。前回の実験より強力な爆発



北朝鮮は25日午前、地下核実験を実施し成功したと、国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)を通じて発表した。前回の実験より強力な爆発だったとしている。

 KCNAは、「わが国の科学者や技術者らの要請により、自国防衛のための核抑止力強化の一環として5月25日に地下核実験を再び実施し、成功した」「今回の実験は、爆発の規模と技術の面で新たな高いレベルで安全に実施された」と発表。実験の結果、「核兵器の威力をさらに高め、着実に核技術を発展させるにあたって生じていた科学的、技術的問題」を解決したとしている。

 また、実験は「わが国の主権と社会主義、朝鮮半島や周辺地域の平和と安全の保障に貢献するものだ」とした。

 実験が行われた場所については明らかにされていないが、韓国当局者は、2006年10月に同国が初の核実験を行った場所に近い、北東部の吉州(Kilju)周辺で揺れを感知したと語った。

 また、米地質調査所(US Geological Survey)は日本時間午前9時54分、平壌(Pyongyang)の北東約375キロ地点で、マグニチュード(M)4.7の地震観測したと発表した。震源の深さは10キロだという。一方、米国務省は日本時間同日正午過ぎ、「現時点では」核実験の実施を「確認できない」と発表した。

 事態を受け、日本政府は同日午前11時45分、首相官邸の危機管理センターに対策室を設けた。また、薮中三十二(Mitoji Yabunaka)外務次官は、国連安全保障理事会(UN Security Council)の緊急会合の開催を要請する考えを明らかにした。

 韓国の李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領も、同日午後1時に緊急の国家安全保障会議を招集した。(c)AFP

関連情報北朝鮮情勢 北朝鮮 地下核実験 朝鮮中央通信
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2009年05月22日

英下院のマイケル・マーティン(Michael Martin)議長が19日、6月21日付で辞任英国よお前もか!


英議員の不適切な経費請求が相次いで発覚した問題をめぐって、英下院のマイケル・マーティン(Michael Martin)議長が19日、6月21日付で辞任する意向を表明した。下院議長の任期途中の辞任は1695年以来。報道官によると議員も辞職するという。

 マーティン議長は制度改革に消極的な姿勢や、同問題に関連して自身に向けられた不満への対応のまずさに批判が高まり、不信任案に下院議員23人が署名するという異例の事態に発展した。

 ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)英首相は、議長の辞任表明後の記者会見で、英政治が外部監査を受け入れていくことが必要不可欠だと述べた。

 同日、各党の党首らは一部の経費請求に上限を設けることや、独立した監督機関を新たに設けるなどの制度改革案で合意。また首相によると、過去4年間の議員らの領収書についても調査を行う方針だ。

 議員らは今後、セカンドハウス用の家具、清掃、日用品に対する経費請求ができなくなるほか、住宅ローンの利子や家賃の支払いにも上限が設けられるという。(c)AFP
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政治とカネのスキャンダルは日本の特許かと思ったらお堅いと思われていたイギリスでも行われていたんですね。
もはや世界には政治家は存在せず。いるのは政治屋のみ。


15日(英国時間)、英国会議員による経費の“不適切”な使用に伴うスキャンダルによって、与党・労働党政権の閣僚であるマリク司法省政務次官が辞任し、次いで19日にはマーティン下院議長が辞任する意向を発表した。下院議長が任期中に辞任するのは約300年ぶりの出来事だと言われている。現職閣僚の多くを巻き込んでいる“政治とカネ”問題は国民の最大の関心事となり、現職閣僚の辞任に留まらず議会全体の問題へと拡大している。この問題の発端は、2005年に遡る。一人のジャーナリストが議員の経費について情報公開を求め、その全ての公開が今年7月に行われることとなっていた。

  さて、なぜ今英国ではこの問題で持ちきりなのか? 勿論、7月に公開される予定であったこの議員経費についての文書を、英国最大の新聞である「デーリー・テレグラフ」がどこからか入手し、“スクープ”として公開した、という話題性もある。しかしそれ以上に、その公開内容そのものが驚くべきものだったのである。というのも、地方からロンドン・ウエストミンスターへ“出張”しにくる議員が住む「第二の家」での生活の補助といった名目で使われるはずの経費(税金)が、実際には庭の手入れやペットの世話といったものから、両親のための家財購入、転売のためのリフォーム代金として使われていたことが判明したからだ。これには不況で厳しい経済環境下での生活を強いられている英国民も黙ってはいないだろう。

  この“不適切な”経費を利用していた議員リストには、ブラウン首相をはじめ現職閣僚の名前だけではなく、最大野党である保守党の有力議員の名前も連なっていた。また、ブレア前首相も同様の経費申請で住宅売買に使ったとされている。以前にこの制度を改革しようとする動きもあったものの、ストロー司法相が庶民院院内総務であった当時、この改革への動きを阻んだという話もある。この英国政治の“パンドラの箱”が、今回とうとう開いてしまったというわけだ。

  現在、この問題は閣僚の辞任に留まらず、議員に対する警察の捜査も始まっているようだ。労働党の2名の議員が存在しない不動産を計上し、金を得ていたというのである。更に、議会の方でもこの内部情報をテレグラフ紙がどのようにして入手したかについても捜査すべきだという議論があった。直近に行われた世論調査によると、64%の国民が「議員リスト」に挙げられている全ての議員は起訴されるべきだと答えているとのことで、国民の怒りの度合が窺い知れる。

  英国では、来月6月4日には欧州議会選挙があり、各政党がそれぞれ選挙に向けてのキャンペーン活動を行っている。今回のスキャンダルは保守党有力議員にも及んでいるが、元来続いていたキャメロン党首に対する国民の支持は依然として高く、今回の問題解決へのリーダーシップを評価している声もある。それでは、このスキャンダルの拡大は、現在支持率で上回る保守党の追い風となり、6月の欧州議会選挙をステップとして来年の総選挙での政権交代を実現できるのだろうか? 保守党が結局、「得」をすることになるのだろうか?

  ところが、そうとも言い切れないのだ。実際のところ、今回の騒動は保守党への追い風にもならないと考えられる。更に、たとえ政権交代が起きたとしても、健全な政権運営は厳しいのではないかと思われる。なぜならば、政権交代という動きよりも、国民の政治に対する不信感が高まることが最初に考えられるからだ。政治不信の高まりは、支持政党の推移を見ると垣間見ることができる。英調査研究機関のYouGovとテレグラフ紙による政党支持率調査による調査で、与党労働党が23%、最大野党の保守党が39%となり、双方とも先月の結果より数ポイント支持を落としている。その代わり、極右政党であるBNPや英国独立党といった政党への支持が9ポイントも増加しているのだ。ちなみに、これは昨年末よりオーストリア、ハンガリーといった欧州各地で散見されている事柄である。

  金融危機の打撃を真正面から受けた英国経済を立て直すために、本来であれば与野党ともこのようなスキャンダルについて議論をしている時間はない。更に、来月(09年6月)に行われる欧州議会選挙、来年(10年)までに行われる国内総選挙を抱えているため、国内経済解決の為の本質的な議論を行うには時間が限られている。現在の状態はまさに政治的停滞であり、どの政党にとってもデメリットでしかないのだ。

  英国経済は保守党のサッチャー元首相の行った「小さな政府」、新自由主義政策を原動力として回復してきた経緯がある。これを受けて、労働党であるブレア前首相は、サッチャー路線を継承した政策で広く票を取り込んだ。一方、ブラウン首相は金融危機後の景気対策として税制改革を行い、高所得者にとって非常に厳しい課税をすることを決めたため、高所得者層からの支持は得にくい状況となっている。他方で野党である保守党は、マニフェストにおいて税制優遇、中小企業支援をアピールして支持を広げようとしているが、金融危機の影響によりドラスティックな経済政策の違いは打ち出しにくい。80年代にサッチャー政権が行ったような規制緩和・特区の創設も考えているとのことだが、市場原理主義に対する嫌悪感が強い今の状況下では、理想的な結果をもたらすには不安が残る。

  政治不信が高まると、財政、金融政策の効果が出にくくなることが予想される。そうなると、与党の景気対策について疑問が生じ、ゆくゆくは与党や政治に対する不信感が更に悪化していくといったネガティヴ・スパイラルに陥る可能性がある。その状況に陥った場合、英国発の“金融メルトダウン2.0”の嵐が欧州に吹き荒れることになる可能性が高い。

  来る6月の欧州議会選挙において低い投票率が記録され、あるいは極右政党BNPが議席を獲得するようなことになれば、そこには政治に対するアンチテーゼや政治的無関心度の高まりを垣間見ることができるだろう。2010年に行われる英国総選挙とそのマーケットへのインパクトを予測するに当たって、6月4日に行われる欧州議会選挙は注視するべき重大な“潮目”と考えられるのである。(原田武夫のニユース解説より)
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2009年05月19日

スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ(Mahinda Rajapaksa)大統領は政府が全土を制圧したことを宣言した。


スリランカのマヒンダ・ラジャパクサ(Mahinda Rajapaksa)大統領は19日、反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)」を完全に打倒し、政府が全土を制圧したことを宣言した。

 大統領はテレビ中継された議会での演説で、「テロを完全に打ち負かした」と述べ、LTTEの崩壊は国民全体の勝利であり、少数派のタミル人の敗北だと見るべきではないと強調した
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2009年04月05日

◆飛翔体落下物、秋田沖280キロと日本の東1270キロに  政府は5日午前、北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したと発表


◆飛翔体落下物、秋田沖280キロと日本の東1270キロに
 政府は5日午前、北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。

 発射時刻は午前11時30分頃で、発射方向は東、発射数は1発。同37分頃、東北地方から太平洋へ通過したと推定される。破壊措置は実施しなかった。

 ブースター1段目とみられるものは同37分ごろ、秋田県の西約280キロの日本海に落下したと推定される。2段目とみられるものは同43分頃、日本の東約1270キロの太平洋に落下したと予測される。


◆河村官房長官は5日昼、首相官邸で記者会見し、北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射について、「我が国領土への落下物は確認されていない」としたうえで、「北朝鮮が発射を強行したことは極めて遺憾で、厳重に抗議する」と述べた。


◆政府は5日午前、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。


 発射時刻は午前11時30分頃で、発射方向は東、発射数は1発、太平洋へ通過した模様としている。破壊措置は実施しなかった。

 落下予測時刻は同43分頃で、日本の東約1270キロの太平洋としている。
( 読売新聞)



◆海保が巡視船を前進配備 秋田沖、落下物の確認作業
 海上保安庁は5日午前11時32分に対策本部を設置。巡視船2隻を危険区域に近い秋田県沖に前進配備、被害が出ていないかや、落下物についての確認作業を始めた。不測の事態に備えて救難のスペシャリスト特殊救難隊6人も巡視艇に乗り、待機している。

 この日朝、海保が航空機で危険海域を見回った際には、付近に船舶はなかった。落下物を見つけても近づかずに、海保に連絡するよう呼びかけている。

Asahi.com


◆北朝鮮ミサイル:11時半ごろ発射 落下物迎撃せず


 政府は5日午前11時33分、北朝鮮が咸鏡北道(ハムギョンプクド)花台郡(ファデグン)舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地から「人工衛星」として準備していた長距離弾道ミサイルを発射した模様だと発表した。

 発射は11時半ごろで、ミサイルからの落下物は37分ごろ、秋田の西、約280キロの日本海上に1個が落下、もう一つが43分ごろに日本の東、約1270キロの太平洋上に落下したと見られる。落下物への迎撃(破壊措置)は行われなかった。政府は同37分ごろに東北地方から太平洋に通過したと推定している。

 発射を受け、麻生太郎首相は記者団に「まずは安全の確認、情報収集の強化、情報の迅速な提供を指示した」と語った。

 日本の領土、領海に落下する事態に備え、政府は自衛隊法に基づく「破壊措置命令」を先月27日に初めて発令し、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する態勢を取っていた。北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射は98年8月、06年7月に続いて3度目。

 今回のミサイル発射について、北朝鮮は実験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」を搭載したロケット「銀河(ウンハ)2号」だと主張。先月12日には国際海事機関(IMO)と国際民間航空機関(ICAO)に、4月4日から8日の間に発射すると通告していた。

 日米韓の3カ国は、北朝鮮がミサイルを発射した場合は「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動」の停止を求めた国連安保理決議1718に違反するとの方針を既に確認している。

 今後、日本政府は米韓両国政府と連携しながら、決議1718の実施徹底を求める新たな決議採択を安保理に求める方針だ。また安保理の論議とは別に、日本は独自に北朝鮮への輸出の全面禁止を柱とする追加制裁の検討に入る。


毎日JPより

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2009年04月04日

ミサイル発射世界的誤報 防衛相「自衛隊の不手際」と謝罪



政府は4日午後0時16分、北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したとみられると発表したが、5分後に誤探知だったとして取り消した。

 防衛省は、千葉県のレーダーが日本海上空になんらかの航跡が北朝鮮の飛翔体のものと誤って伝えられたためで、誤報の原因を調査しているとの声明を発表した。

 北朝鮮の飛翔体が真上を通過するとみられている秋田県でも4日午前11時過ぎ、県職員が携帯電話のメールで全ての自治体にロケットが発射されたという誤った情報を伝えた。これを受け約9000人の住民にスピーカーで警戒するよう連絡した自治体もあった。陸上自衛隊の担当者が県職員に打ち上げが行われたと口頭で伝えたためだという。(c)AFP

◆ミサイル発射誤報 防衛相「自衛隊の不手際」と謝罪

 浜田防衛相は4日夕、北朝鮮の弾道ミサイル発射情報を政府が誤って流した問題について、「防衛省・自衛隊における情報伝達の不手際であり、国民にご迷惑をおかけしたことを大変申し訳なく思っている」と謝罪した。防衛省で記者団に語った。

 浜田氏は誤報の原因について、「一刻も早く国民に伝えたい気持ちがあり、少々前がかりになった。正確さが足りなかった」と述べた。河村官房長官から「十分に情報伝達に注意するように」との指示を受け、防衛省・自衛隊の幹部らに正確な情報伝達を指示したとも語った。 Asahi.com



与野党から厳しい批判・注文相次ぐ…ミサイル誤報で

 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と主張する弾道ミサイルについて、政府が4日、「飛翔(ひしょう)体が発射された模様」との誤った情報を地方自治体や報道機関を通じて国民に流したことに対し、与野党から厳しい批判の声があがった。


 4日正午過ぎ、「発射」情報が一時流れ、直後に撤回されたが、自民党本部には細田幹事長、公明党の北側幹事長ら与党幹部が次々と駆けつけ、一時緊迫した空気が流れた。

 同日夕、自公両党幹部による「与党北朝鮮ミサイル問題対策本部」(本部長=細田幹事長)の会合が自民党本部で開かれ、柳沢協二官房副長官補が状況を説明したが、誤報の原因については「これから検討し、分析する。後刻説明したい」と述べるにとどまった。与党側からは早期の原因究明を促す意見や、5日以降も厳戒態勢を取るよう求める声が相次いだ。

 会合後、公明党の北側幹事長は「(誤報は)極めて遺憾だ。今後のためにも原因を明確にしないといけない」と懸念を表明した。

 自民党の中谷元・元防衛長官は「現場は大変緊張感をもって監視、観測を行っている。非常に強力なレーダーなので、情報収集の中で何らかの航跡を確認したのかもしれない」と指摘した。

 自民党防衛族の閣僚経験者は「日本の危機管理能力に問題があることを明らかにしてしまったのは、非常にまずかった」と強い懸念を示した。

 野党各党は政府批判を強めている。

 民主党の鳩山幹事長は4日夕、奈良県橿原市での街頭演説で「確認もせず、冷静さを欠いて間違った情報を国民に伝え、緊張感を与えたことは、大変な大失態だ」と断じた。

 共産党の志位委員長は長野市での記者会見で、「お粗末の一言だ。国民に誤った情報を流してしまい、緊張、不安、混乱を招いた責任は重い」と語気を強めた。

 社民党の福島党首は「あり得ないミス」と強調し、国民新党の亀井久興幹事長も「ちょっとした誤情報が大変なことになる。間違いのない情報を流さないと国民が混乱する」と語った。
(参考)
タス通信によると、ロシア軍の当局者は4日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する弾道ミサイル発射に備え、極東地域で監視を強化し、最新鋭の防空ミサイル「S―300」で迎撃する態勢を整えたことを明らかにした。

 この当局者は、北朝鮮によるミサイル発射そのものは脅威ではないものの、「大事なのは人的被害を出さないこと」と述べ、領内に落ちる可能性が出た場合はミサイルを撃ち落とす方針を明らかにした。

( 読売新聞)


◆誤発表:「世界的な誤報」…海外メディア大きく報道
 北朝鮮のミサイル発射をめぐる日本政府の誤発表は、韓国でもNHK報道を基に大々的に報じられた。通信社の聯合ニュースは午後0時18分(日本時間同)、「緊急」扱いで「北朝鮮ロケット発射」と速報。だが8分後には訂正を流し、同30分に「そういう情報はない」とする政府当局者の発言を配信した。

 青瓦台(大統領府)では李明博(イミョンバク)大統領が関係閣僚を集め会議中で、突然飛び込んだ情報の事実確認に追われた。誤報と分かり、弁当を食べながら協議を続けたという。

 同ニュースは、誤発表について「確認より迅速な情報提供を優先した結果と受け止められている」との見方を示した。また、他のメディアも「世界的な誤報」などの表現で大きく報じた。

 世界の通信社も誤発表に振り回された。ロイター通信やAFP通信は日本政府の発表を受け、東京発で「北朝鮮がロケットを発射した模様」と至急電で伝えた。だが、「情報は誤りだった。日本政府が発表を撤回した」と至急電で訂正した。

 中国国営新華社通信は、聯合ニュースと共同通信の報道を引用して「北朝鮮がロケットを発射した」と速報したが、間もなく「情報は誤りだった」と訂正した。

 ロシアのタス通信も、日本政府の「発射」発表直後に「北朝鮮が通信衛星『光明星(クァンミョンソン)2号』搭載のロケット『銀河(ウンハ)2号』を打ち上げた」と至急電で報じ、後にNHK報道を引用しながら「発表は誤り」と至急電で伝えた。

日本政府:「発射」誤探知…5分後に発表を訂正

官邸に入る麻生首相=首相官邸で2009年4月4日午後0時22分、小出洋平撮影 北朝鮮が「人工衛星」として長距離弾道ミサイルの発射を準備している問題で、政府は4日午後0時16分、「北朝鮮から飛翔体が発射された模様だ」と発表した。しかし、5分後の同21分、「さきほどの情報は誤りで、飛翔体の発射は確認されていない」と発表を訂正。同24分、「誤探知」と発表した。官邸連絡室は同57分、「今回の誤報は、何らかの理由で、飛翔体に関する情報を誤探知したことが原因であると推測されるが、詳細は現在確認中」とのコメントを出した。

 防衛省の中村吉利広報課長は「飯岡(千葉県旭市)のFPS5レーダーが日本海で何らかの航跡を探知した。それが発射情報として(首相官邸に)伝達された」と説明。

 ミサイルの発射情報は、米国の早期警戒衛星からまず防衛省に連絡が入り、それが首相官邸危機管理センターに送られることになっている。同センターは発射から5〜10分後に、緊急情報ネットワークシステム「エムネット」でテレビ、ラジオなどの報道機関と自治体に通報する体制をとっており、誤情報も各自治体に流れた。毎日JPより


政府は4日、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを同日にも発射する事態を想定し厳戒態勢で臨んだが、北朝鮮は発射を見送った。政府は午後0時16分に「北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」と発表し、5分後に「誤探知だった」と訂正。河村建夫官房長官は記者団に「国民に心配をかけ、率直におわびしたい」と陳謝した。北朝鮮は4−8日の午前11時から午後4時に発射すると通告しており、政府は5日以降の発射に備えて警戒態勢を取っている。

 防衛省は4日夕、誤った発射情報を報道機関、自治体を通じて国民に公表した原因について、米軍の早期警戒衛星が発射を探知したとの誤情報が防衛省中央指揮所に伝達され、これを首相官邸でモニターした担当者を通じ公表したのが原因と明らかにした。

 防衛省によると、4日午後0時15分ごろ、航空自衛隊の防空指揮群(東京都府中市)が航空総隊司令部(同)に対し、空自弾道ミサイル監視用レーダー「FPS5」(千葉県旭市)が不審な航跡を探知したとの情報を連絡。同司令部で連絡を受けた担当者が、この情報に加え、米軍の早期警戒衛星も発射を探知したと勘違いした。

 航空総隊司令部は同16分、空自レーダーと米早期警戒衛星が発射を探知したと防衛省の中央指揮所に報告した。担当者が「発射」を専用回線でアナウンス。官邸で音声をモニターした防衛省連絡官が官邸危機管理センターに伝達し、報道機関や地方自治体に誤情報が駆けめぐった。
 1分後の同17分、航空総隊司令部は「FPS5」が目標を失い、早期警戒衛星情報も発射を示していないことを中央指揮所に通報。官邸は同21分に発表を訂正。防衛省幹部は「一報があったため、官邸に至急連絡した。早期警戒情報をきちんと確認すべきだった」としている。 河北より
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2009年04月01日

ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は31日、北朝鮮の「ロケット」が日本の上空に向けて発射


ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は31日、北朝鮮の「ロケット」が日本の上空に向けて発射された場合、日本は防衛行動を取る権利があると述べた。

 オランダ・ハーグ(The Hague)でアフガニスタンの安定化に関する国際会議に出席したクリントン長官は、記者会見で「日本を十分標的とし得る明らかなミサイル発射であり、日本には領土を守るあらゆる権利がある」と述べ、日本の迎撃方針に理解を示した。

 また、北朝鮮の発射計画は「挑発の表れ」で国連安全保障理事会(UN Security Council)決議に違反しているとして、発射を強行すれば「安保理で相応の結果を招く」とけん制した。

 一方の北朝鮮は、朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)が同日、発射した衛星を日本が迎撃した場合、「第2次大戦から60年後の再侵略の砲声とみなし」て「最も強力な軍事的手段」で応じると警告した。(c)AFP
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2009年03月28日

浜田靖一(Yasukazu Hamada)防衛相は27日午前、自衛隊に破壊措置命令を発令した。


政府が27日朝の安全保障会議で北朝鮮の「人工衛星」が日本の領土・領海に落下する場合には迎撃する方針を固めたことを受け、浜田靖一(Yasukazu Hamada)防衛相は27日午前、自衛隊に破壊措置命令を発令した。

 防衛省は、日本海にイージス艦2隻、秋田、岩手両県に地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を配備すると見られるが、浜田防衛相は詳細は発表しなかった。

 破壊措置命令が発令されたのは2005年の自衛隊法改正で現行の弾道ミサイル迎撃手続きが定められて以来初めて。(c)AFP
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2009年03月11日

金賢姫(Kim Hyun-Hee)元死刑囚は11日、「田口さんは今も生きている」と語った


北朝鮮による拉致被害者、田口八重子(Yaeko Taguchi)さんの兄・飯塚繁雄(Shigeo Iizuka)さん(70)と長男・飯塚耕一郎(Koichiro Iizuka)さん(32)と韓国・釜山(Busan)で面会した金賢姫(Kim Hyun-Hee)元死刑囚は11日、「田口さんは今も生きている」と語った。

 1987年11月の大韓航空機爆破事件の実行犯で田口さんから日本語を教わっていた金賢姫(Kim Hyun-Hee)元死刑囚は、目に涙を浮かべて耕一郎さんを抱きしめた。当時22歳だった田口さんが北朝鮮に拉致された時、耕一郎さんはまだ1歳だった。金元死刑囚は耕一郎さんに対し、「本当に大きくなったね。お母さんにとてもよく似ていますね」と語り、「希望を持ちなさいよ。きっとお母さんは生きている」と励ました。

 面会後の共同記者会見で、金元死刑囚は、田口さんは1986年に交通事故で死亡したとの北朝鮮政府の発表に疑問を呈し、マカオ(Macau)での「海外研修」を終え、1987年の1-10月の間に北朝鮮の工作員養成施設に戻った時には、1980年代初めに同施設で日本語を教えてくれた田口さんはいなくなっていたことを明らかにした。

 金元死刑囚は、そのときに田口さんはどこか別の場所に連れて行かれたと聞いたとし、田口さんが死んではおらず、どこか別の場所に連れて行かれたとの見方を示したが、その理由については触れなかった。

 日本政府に対しては、北朝鮮の面目を保ちつつ同政府の心に訴える方策を知恵を絞って見つける必要があると指摘し、日本政府がそのような方法で拉致被害者の救出に向けて努力を続ければ、奇跡が起きるかもしれないと主張。北朝鮮では死んだと言われていても、実は生きていると述べた。

 一方、大韓航空機爆破事件が韓国・国家安全企画部(当時)が仕組んだ謀略だったとの「陰謀説」を否定し、大韓航空機爆破事件は間違いなく北朝鮮によるテロ行為だったと主張した。
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2009年03月07日

韓国政府は6日、「民間機に対する軍事脅威は非人道的行為だ」と、北朝鮮を非難する声明を発表


北朝鮮が米韓合同軍事演習が実施されるなら日本海上空を通過する韓国の民間旅客機の安全を保証できないと警告したことについて、韓国政府は6日、「民間機に対する軍事脅威は非人道的行為だ」と、北朝鮮を非難する声明を発表した。

 韓国統一省は6日発表した声明のなかで、「民間機の通常運行に対する軍事脅威は、国際ルール違反であるだけでなく、非人道的行為であり、決して正当化できない」と述べ、民間機に対する軍事脅威を即時に撤回するよう北朝鮮に要求した。

 また、韓国政府が、国内航空会社の安全確保に向けた措置を迅速に進めていることを明らかにした。

 前日の北朝鮮による警告をうけ、すでに大韓航空(Korean Air)とアシアナ航空(Asiana Airlines)は、北朝鮮の管理下空域を通過する航路については迂回ルートをとっている。これにより飛行時間は最長1時間延び、航空会社側は1便当たり400万ウォン(約25万円)の損失が出るという。

 一方、軍事境界線上の板門店(Panmunjom)では同日、最近の朝鮮半島における緊張緩和をめざし、米軍主導の在韓国連軍司令部(United Nations Command、UNC)と北朝鮮側による将官級協議が行われた。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、国連軍側は北朝鮮の民間航空機に対する威嚇に抗議する一方、北朝鮮側は米韓合同軍事演習の中止を繰り返し求めた。国連軍司令部の報道官は、協議の詳細は明らかにしていない
posted by kimx50peace at 20:19| Comment(1) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする